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店名 |
リニューアル
太門(タモン)
|
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受賞・選出歴 |
うどん 百名店 2020 選出店
食べログ うどん EAST 百名店 2020 選出店
うどん 百名店 2017 選出店
食べログ うどん 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | 居酒屋、うどん |
住所 | |
交通手段 |
地下鉄「今池」駅7番出口より徒歩3分 今池駅から120m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥3,000~¥3,999 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
10席 (カウンターのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2012年7月14日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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さて、昨晩はこの太門で東京からのゲストも4人迎え、店を借り切っての宴会が催された。皆さんは「うどん」と言ってもピンとこないかもしれないが、実はうどんは非常に奥深く、高尚な食べ物だ。世の中では蕎麦は偉くて、うどんは偉くない、なんて価値観を持っている人も多いようで、非常に閉口する。実は愛知県はうどん文化においては日本で一番レベルが高い地域だ。
例えば、きしめんという麺を打つ技術は半端なく難しい。腰が強い粉を薄く伸ばし喉越しが良い麺を作るのは、よほどの技術を持ったベテランで無いと無理なのだ。その難しいきしめんを打っている職人がうどんを打っている訳で、すごい話なのだ。つまり、F1レーサーがタクシーを運転しているようなもので、小麦の全てを知り尽くし、きしめんというF1マシンを操れる職人が作るうどんは、半端ない贅沢な話、というのが、これまた事実なのだ。また、この素晴らしい技術を持った、うどん職人はしばしば蕎麦までも打ってしまうのだ。
また、名古屋のうどん出汁は、カツオや昆布だけでなく、ムロアジ、いりこなどを様々に使い分け、理想とする出汁を作りだす。また、この愛知県では味噌煮込みうどんがあるが、この麺は塩が入っていない特殊な麺だし、三河地方の素麺の完成度は日本随一とも言われている。このようなうどん文化ハイレベルな状況下で、名古屋では手打ち研究会とか一八会とかうどんの勉強会が多数あり、皆、切磋琢磨で技術を磨いている連中ばかりなのだ。
この店の大将も半端ない勉強家で、この店で提供しているうどんのレベルは正直、日本トップレベルだ。しかし、名古屋はこれだけハイレベルのうどんを提供している店が多いにもかかわらず、うどんの地位が低い。麺の中の最上位とされる、きしめんにしても、昔はきしめんを打つには非常に高等技術が必要なので、うどんより¥80円くらい料金が高かった。それが、現在では、駅のホームのきしめんが一番美味い!などという意見まで出てきて、名古屋人自らが地元の伝統料理を理解しない輩が多いのも事実なのだ。
名古屋人には本物のうどんの旨さを理解出来る人が少ないのかと思うと非常に嘆かわしい。博多うどんも美味しいし、讃岐うどんも美味しい。大阪のうどんも美味しいが、名古屋うどんのレベルは、これら全てを凌駕しているというのが実態なのだ。蕎麦には蕎麦前をいただきながらお酒を嗜むという習慣があるが、この店では、うどん前の可能性と酒の可能性、そしてうどん自体の可能性をとことん追求している。昨日の〆のうどんはトマトを乗せてチーズをバーナーで焼いたイタリア風?うどんと、冷たい出汁に、追加のいりこ、そして二酸化炭素を封入したスペシャルなうどんだった。うどんの可能性を信じて、実験的な試みを行っている訳だ。
名古屋のうどん店はレベルが高い店が多い。そのレベルの高さたるや半端ないレベルだ。名古屋人である私たちは、この洗練された「うどん、きしめん文化」を日本全土に発信するべきだと思う。どう考えても、味噌カツや手羽先、あんかけスパゲティーより、素晴らしい名古屋の食文化がここにあるのだ!
以下は2014年11月のレビューです。そのときのタイトルは「友人達と太門を貸切ワイン会」でした。
かみそので食事をとり、百老亭で餃子を食べ、太門に来た。ここはうどん屋の筈だが、店内のほとんどの客は酒を飲んでいる。ここの実態はうどん屋では無く、酒場だ。うどん屋の筈だから満席でも直ぐに空くだろうと店の外で客が待っている場合があるが、皆、店の中でお酒を飲んで盛り上がっているので1時間経っても席がなかなか空かないのだ。
そう言う訳で私達も百老亭で時間を潰ししていた訳だ。店に戻って来ると席が用意されていた。店のカウンターに座っていると珈琲店で見たことがあるサイフォンが出てきた。出汁に追い鰹をするのに丁度良いというのだ。確かに、濃厚な出汁が美味しい。今回は新メニューの台湾うどん?もいただいたが、これも完成度が高い絶品うどんだった。
以下は2013年10月のレビューです。そのときのタイトルは「友人達と太門を貸切ワイン会」でした。
一昨日は友人達と太門を貸切ワイン会を開いた。うどんにワインは邪道と思うかもしれないが、ここの店のうどんは質が素晴らしく、ワインとのマッチングが非常に良い。今回はワインもグラスも全て私が持ち込んだ。大将も何時もより気合いが入っているのか、まさに絶品料理のオンパレードで非常に満足した一夜だった。
以下は2013年9月のレビューです。そのときのタイトルは「先輩に誘われて、今池を梯子の〆の店」でした。
さて、この店が今池放浪記の〆の店だ。私達は4件目だが、先輩は6件目だ。流石先輩と感嘆する。しかし、ブログで糖質制限を提唱している先輩の〆がこの店ということは、清純派女優で売っているアイドルスターが実は、トンでも無い女性だったというのと同じだ。先輩は凄い勢いでうどんを啜っている。この店は客が入店してから麺を打ち始めるので、店内が満席の時は外で並ばない方が良い。この夜も外で待っていた客が「外で4人待っているんですけど〜」と何度も「待たせるんじゃね〜ヨ」と店内に声をかけたが、このうどん屋の平均滞在時間は2時間は必要で、内部はフランス人カップルや、日本酒呑みまくりのお姉さん方と、私達一行が店内を占拠しているので、席が簡単に空く訳が無い。ここは普通のうどん屋では無いことを理解してから訪問するべきだ。まあ、店内が満席の場合、外で2時間待つことを覚悟して並んで下さい。
以下は2013年4月のレビューです。そのときのタイトルは「贅沢で美味しい御馳走うどん」でした。
昨日は友人夫婦にうどん屋さんに連れて行ってもらった。この店は今池に有るが昨日は銃声は聞こえなかった。店は予約を入れてあり開店時間の6時少し前についたがシャッターが半開きで時間になるのを待つ。時間になり奥様がシャッターを上げ中に通された。店は真ん中に麺を打つ台が有り、その正面のカウンターに案内される。豪華な内装という訳ではないが、店内は非常に奇麗で清潔感と緊張感がある。この店に通い慣れている友人夫婦が注文をしてくれる。私のうどんのイメージは早くて簡単な食べ物だ。大学時代に学食で安いうどんを毎日のように昼に食べていたからだ。
さて、この店は私のうどん屋に対するイメージががらっと変わった。カウンターに客が揃うと店主がおもむろに麺を伸し始める。非常に手間がかかり、その動作は芸術的だ。麺が出来る間に奥様がいろいろ料理を運んでくれる。この料理がどれもビックリするくらい美味しい。土手煮も良い味付けで酒がすすむ。チーズ。おでん。揚げ、ハム。どれも美味しい。
さて、ようやくうどんの登場だが、実に私好みのうどんだ。うどんはツヤツヤしていて口に入れた感触が素晴らしい。うどんの固さは表現が難しいが、一口で言うと柔らかい優しいうどんだ。私はあまり腰の強いうどんは好きでは無い。このうどんの固さがベストだ。出汁もまた美味しい。友人達と丼を交換しながら、いろいろ種類のうどんを食べたが、どれも非常に美味しい。
うどんは昔から好きだったが、贅沢な御馳走うどん。というタイトルどおり、非常に素晴らしい食事をしたという満足感で店を後にした。