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店舗基本情報
| 店名 |
石田屋
|
|---|---|
| ジャンル | もつ焼き、ホルモン、おでん |
| お問い合わせ |
052-671-7308 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
各線金山駅より徒歩５分 金山駅から392m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
18席 （テーブル４名掛け2卓､3名掛け1卓､カウンター１０席くらい） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 隣にコインパーキング有り |
| 空間・設備 | カウンター席あり、スポーツ観戦可 |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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至高のはらわたでその存在を知って以来、
いつか行きたいと思っていた金山の石田屋。
名古屋らしく「どて」も楽しめるやきとんのお店です。
甘めの醤油ダレと山葵で頂く刺身も独特。
昭和の雰囲気残る店内はまさに名古屋の名酒場。
接客を重視する人には向きませんが、
モツマニアと古典酒場マニアには垂涎のお店。
お店の立地は名鉄の金山駅から徒歩5～6分。
金山駅東改札口を出て右手、金山橋南交差点方面へ。
そのまま道なりに緩やかに下って行くと沢上交差点。
沢上交差点のすぐ近く、八熊通り沿いにお店。
店内は厨房を囲むカウンターに10席。
4人用テーブルが3卓、合わせて22席。
カウンターには「どて」の煮込み鍋が鎮座。
東京では珍しい串煮込みタイプ。
焼き台はガスで、強火で一気に焼き上げています。
前述の通り昭和の香り漂う店内。
ネットでは接客に苦言を呈する声もありましたが、
地元葛飾区は立石の宇ち多゛、鳥房に比べれば、
穏やかな接客で大したことなかったです。
こういう古典酒場はお店独自のルールが多く、
空気を読めないとお互いに嫌な思いをすることになります。
レストランの接客に慣れている人には合わないのでしょう。
なお店内には写真撮影禁止の貼り紙が掲示されていました。
飲み物はビール（590円）を注文。
キリンラガー、クラシックラガー、アサヒドライ、
サッポロ黒ラベルから選択可能でサイズは大瓶。
お通し・席料無しで大瓶が内税590円は良心的。
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点。
表示価格は内税です。
※煮込みも焼き物も串は1串から注文可能
・刺身三種盛合せ（450円）
レバー、心臓（ハツ）、さがりの三種盛り。
甘めの醤油ダレがかかって薬味に山葵が添えられています。
東京では見たことのないスタイル。
味付けに甘みがあるのが名古屋らしさでしょうか。
9切れ入って450円、1点あたり150円と激安。
箸なんて贅沢なものはなく爪楊枝で食べることになります。
【4.2】レバー
臭みなくネットリ濃厚、甘みも感じるレバー。
豚に限らず牛のレバーも甘みを感じるクラスのレバーは最上品。
こういう甘くて美味しいレバーはレア（希少）なのです。
東京を代表する名店である宇ち多゛（立石）の、
良いときのレバーには負けますがかなりのレベルの高さ。
甘いタレと山葵との組み合わせも意外と美味しいです。
【3.7】心臓
臭みなしアッサリで食べやすい。
4.0評価に届かないのは旨味に弱さを感じたため。
最上位のハツは旨味がもっと強いのです。
【4.0】さがり
珍しい豚のサガリ（横隔膜の一部）刺し。
あっさりした味わいながら、なめらかな食感、適度な旨味。
1点あたり150円でこの美味しさは出色。
【3.6】どて煮（100円）
名古屋らしく甘めに煮込まれたシロ（豚の腸）。
かなり煮込まれていてシロから脂は抜けているようですが、
食感はやわらかで旨味はしっかり残っています。
名古屋のどて煮はお店によっては甘過ぎるのですが、
同店のどて煮はそんなに甘みが強烈ではないと思いました。
【3.7】血管（100円）
豚の大動脈でしょうか、煮込みメニューの1つ。
プニュプニュしながら独特の硬めの歯応え。
どて煮（シロ）より食感が楽しくて気に入りました。
【3.3】とん焼（100円）
東京で言ういわゆるシロ。
脂は完全に処理されてしまっていて皮目だけ。
ゴムゴムしているのですが噛み切れないことはないです。
昔ながらのクラシックなシロといったイメージ。
タレもみたらしに近い甘辛ダレ。
【3.5】レバー焼（100円）
表面は黒焦げですが中心はミディアムレアー。
強火で一気に焼き上げているので表面と中心に温度差。
火入れの技術は東京の名店クラスに比べると劣ります。
レバーは焼くよりそのままで食べたほうが美味しい。
ただ素材のレバー自体が4.2クラスの良質なものなので、
イマイチな焼きでも十分な美味しさとなっています。
【3.3】さがり焼並（100円）
【3.6】さがり焼皮（100円）
さがり焼は並か皮か選ぶことが出来ます。
並は東京でハラミとして出しているやきとんに似ています。
アッサリした味わいながら肉質にやわらかさもあります。
ただ生のサガリに比べると旨味が弱くなっています。
皮のほうが独特の弾力があって旨味や脂も強いと思います。
並は初心者向けで、上級者は皮を好むのではないでしょうか。
大瓶1本飲んでお会計1,640円。
煮込みメニューは鍋から皿に移すだけのクイックメニュー。
焼き物も強火で一気に焼き上げるスピード重視の焼き方。
サッと食べて飲んで帰れる正統なる大衆酒場。
立石宇ち多゛を少し思い出すような、やきとんの名店でした。